■ 1997 年 7 月 1 日、有限会社オフィストレインは、この世に産声を上げました。時を同じくして、香港が、英国より中国へ返還された独立記念日と同じ日なのです。
（うーん。なんとドラスティックな記念日なんだろう・・・。毎年この日がくると、一人で酔いしれている後藤である。というのは少しウソで、センチな気分 に浸っている暇もなく全力疾走をしている毎日です）

■私共は、今や日本を代表する巨大産業であるパチンコ業界に特化した人材教育サービスを提供している企業です。「業界に特化している」という点においては、全国でも数少ない会社の一つです。

■私とパチンコの最初の出会い、それは 20 才の時でした。高い時給につられアルバイトとして軽い気持ちで飛び込んだのです。初めての経験は、日々驚きの連続であり、実に興味深い毎日でした。

■私が、パチンコ業界にこだわり、この職業を選択したのは、アルバイト時代に味わった一種の劣等感が大きくかかわっているといえるでしょう。当時、友人から「今、何をしているの？」と訊かれた時に、「パチンコ店でバイトをしている」とは即答できませんでした。なぜできなかったのでしょうか？人はなんと感じるだろうか？大きな声で胸をはっていえないような何とも言えず後ろめたい複雑な想いが錯綜していました。そして、周囲を見渡してみると、私と同じ気持ちを抱いている多くのスタッフがいることに気付きました。

■あれから月日が流れ、現在は、インストラクターとして、パチンコ店を中心に全国を飛びまわっています。日本を代表する巨大産業になった業界の社会的認知度は、我々が目指しているレベルに到達するには、さらなる取り組みを要しているのが現状です。非常に身近な娯楽として、たくさんの人々に愛されているにもかかわらず！・・・です。この課題をクリアにしていくためには、まず、現場で働いているスタッフ自身が、自分自身に誇りをもてるよう、意欲を喚起され夢を抱ける環境創りが必要だと考えました。私がインストラクターという職業を選択した理由、そして会社を創業した理由の一つがここにあります。

■昨今、業界を取り巻く環境は厳しく、ますます激化しているのが現状です。機種や出玉の差別化はもちろんのこと、人的サービスによる付加価値創造が大きな鍵を握っているのは、自明の理です。私共オフィストレインは、接客レベル向上プログラムをはじめとした様々なお手伝いを通して、将来のパチンコ業界を担う人材育成に寄与したいと考えています。現場経験者であるというメリットを最大限に生かし、クライアントと伴走を続けながら、皆様のお役に立ちたいと願っています。